従来の歯科医療では、「痛くなってから治す」のが基本でした。現在でもそうしてらっしゃる方が多いことも事実です。しかし健康な歯を長く維持するためには、痛くなってから治すのではなく、まずそうならないように「防ぐ」ことが何よりも肝心。昨今の歯科医療では、この考え方から「予防歯科」が重視されるようになってきています。
歯は一度失ってしまえば、二度と再生することはありません。つまりすべての歯が自分にとっての「かけがえのない1本」なのです。烏丸御池駅から徒歩3分、京都市中京区の「福地歯科医院」では、健康な歯と長く付き合っていくための「予防歯科」で、みなさまの健康な口腔環境をお守りします。
3つのリスク診断
当院では、患者さま一人ひとりのお口の状態を把握し、その場しのぎの診療ではなく、5年、10年先のことまで考えた診療を行います。常にその時点での適切な処置を行えるよう、虫歯や歯周病を予防するための3つのリスク診断を行っています。
咬み合わせ診断
専用の咬み合わせ診断機を用いて、歯並びの欠損や高低、歯の傾き、顎の動きなどを精密に測定します。
歯周ポケット検査
ペリオプローブと呼ばれる器具を使って歯周ポケットの深さを測り、歯周病の進行を診断します。
歯質や免疫の診断
歯質や免疫は、虫歯のリスクに直結する要素。歯質や免疫は年齢や生活習慣、職種などによって個人差があらわれますので、正確に診断して、その後の対処法を検討します。
福地歯科医院の予防診療
歯のクリーニング
専用の器具を使って、通常のブラッシングでは落としきれない汚れ(バイオフィルム)を除去します。虫歯や歯周病の予防になるのはもちろん、歯の白さを取り戻すことができます。
歯石除去
プラーク(歯垢)が石灰化し、硬くなってしまったものを歯石と言います。この歯石をスケーラーという器具を用いて取り除きます。歯周病予防に効果的です。
フッ素塗布
高濃度のフッ素を歯の表面に塗布することで、再石灰化※の促進とともに、歯質を強化することができ、虫歯に強い歯を作ります。
※再石灰化……脱灰によって溶け出したエナメル質が、唾液に含まれるリン酸カルシウムによって修復される作用
ブラッシング指導
虫歯・歯周病予防の基本は、やはり毎日のブラッシング。歯科衛生士が、しっかりと歯垢を除去するための正しいブラッシング方法を指導します。
当院の予防歯科では、一人の患者さまに対して同一の歯科衛生士が継続して処置を行う「担当衛生士制」を採用。患者さまとのコミュニケーションを円滑に行えるとともに、一人ひとりの口腔内の状態を一貫して把握することができるため、常に最適な判断と処置を行うことが可能です。